- なんと言っても、きれいな歯並び、口元になり笑顔に自信が持てるようになる。
- もちろんそれだけではなく…
- 歯磨きがしやすくなり、虫歯や歯周病になりにくくなる。
- 顔の成長発育を正しく導く。
- 発音やカツゼツが良くなる
- 口元、横顔の感じが良くなるという審美的なことばかりでなく、口をリラックスして閉じられるようになると、口呼吸がなくなり虫歯や歯周病のリスクが減る。
- 一番のメリットは歯磨きの習慣がつき、歯や口の健康に関心を持つようになる。年齢とともに歯を失う時代ではありません。一生を自分の歯で過ごしましょう。
30代の女性
主訴「喋りにくく、前歯でものが噛めない」
診断「前歯部開咬および叢生」
マルチブラケット装置により非抜歯にて、およそ2年間の動的治療を行いました。装置装着により虫歯や下の前歯の歯肉退縮等のリスクがありましたが、問題なく治療を終えることが出来ました。
治療の費用は、毎回の調節料5,000円x24回程度を合計するとおよそ70万円くらいです。
詳しくは矯正治療の費用のページをご覧ください
歯並びが気になっておもいっきり笑えない、ついつい口元に手が・・・。歯並びが悪くたっておもいきり笑っても良いはずです。おかしなコンプレックスを持つ必要はないのです。矯正専門医の私が言うのも変ですが、社会の風潮があまりに見た目や審美的なものに偏っているのかもしれません。不自然なくらい白い歯や完璧な歯並び・・・とは言え、気になるものは気になるし、やはりコンプレックスになってしまう、という気持ちも良く分かります。そんな人は治しましょう。歯並びは矯正治療で治るのですから。背が高い低いのとは話が違います。矯正専門医だから言えるのですが、歯並びを治すことは、審美的なこと以外にもたくさんのメリットがあるのです。
でこぼこがあると歯磨きが困難な場合があります。 |
もちろん丁寧にブラッシングしていれば必ず虫歯になるわけではありませんが。。。 |
この患者さんは歯が並んでくると虫歯が見つかりました。 |
すぐに治療しました。神経にとどくような大きな虫歯にならずにすみました。 |
歯並びが整うとブラッシングがしやすくなり、虫歯に対して抵抗力のある歯になります。また、かみ合わせが悪いと、一部の歯に過度の力がかかり(咬合性外傷)、歯を喪失する原因になってしまいますが、矯正治療後はバランスよく噛む力が分散され、抵抗力ができます。
10歳 女児
主訴「前歯が反対で1本だけ歯が長くなっている」
診断「叢生を伴う前歯部反対咬合」
上顎前歯部のブラケット装置により反対咬合改善後、上下歯列の拡大治療へ移行。およそ2年間の一期治療を行いました。被蓋改善時に前歯の歯肉退縮増悪のリスクがありましたが、問題なく治療を終えることが出来ました。歯列拡大によりある程度の叢生(デコボコ)を改善することが出来たため、患者様と相談の結果、二期治療へは移行しませんでした。
治療の費用は、毎回の調節料5,000円x24回程度を合計するとおよそ50万円くらいです。
詳しくは矯正治療の費用のページをご覧ください
8歳 女児
主訴「下あごが出ている」
診断「上顎の劣成長による骨格性下顎前突」
上顎に可撤式プレート装置を装着し、上顎前方牽引装置により上顎骨の前方成長を促進。反対咬合による前咬みも改善され、およそ2年間の一期治療を行いました。主訴である反対咬合が改善され、咬合に特に問題が無かったので、二期治療へは移行しませんでした。
治療の費用は、毎回の調節料5,000円x24回程度を合計するとおよそ55万円くらいです。
詳しくは矯正治療の費用のページをご覧ください
成長が旺盛な時期に、あごの骨の成長発育を促進・抑制することにより、顔貌が改善します。反対咬合などの場合はほおっておくと思春期成長の頃にますます悪くなる傾向があります。歯並びが悪いと、そのことを気にして人前で話したがらなくなったり、容姿を気にして友達づきあいも消極的になったりしてしまいます。反対咬合の治療は、適切な年齢で治療を開始することが重要です。
詳しくは子供の矯正治療についてのページをご覧ください
15歳 女性
主訴「前歯でものが食べられない」
診断「舌癖を伴う前歯部開咬」
上顎左右第二小臼歯を抜歯、上下顎にマルチブラケット装置を装着し、筋機能訓練を併用しながら治療を行いました。治療期間はおよそ2年4か月でした。舌突出癖という舌を上下前歯の間に入れる癖を伴う開咬の場合、筋機能訓練という悪習癖を改善するための舌のトレーニングも必要です。悪習癖が残っていると、矯正治療後に整った歯並びがくずれてしまう可能性があるので、しっかりとレッスンを行う必要があります。
治療の費用は、毎回の調節料5,000円x30回程度を合計するとおよそ80万円くらいです。
詳しくは矯正治療の費用のページをご覧ください
また、開咬だけでなく出っ歯や受け口の程度が強いと、咀嚼障害や発音障害が起きる可能性があります。
28歳 女性
主訴「出っ歯を治したい」
診断「上顎中切歯捻転を伴う上下顎前突」
上顎第一小臼歯と下顎第二小臼歯を抜歯、マルチブラケット装置により治療を行いました。治療期間はおよそ3年でした。すべての患者さんがこのような改善が得られるわけではありませんが、歯の位置は顔貌に影響を及ぼす可能性があります。過度に歯を動かしすぎると、歯肉退縮等のリスクがあります。
治療の費用は、毎回の調節料5,000円x36回程度を合計するとおよそ85万円くらいです。
詳しくは矯正治療の費用のページをご覧ください
横顔の基準にはいろいろありEライン(鼻のてっぺんとあごを結んだ線)が良く使用されますが、私はSn V(サブナザーレバーティカルライン)等も使ったりして多角的に考えるようにしています。
上の写真のように口元の改善には、前歯の前後的な位置だけではなく奥歯の上下的な位置も関係しているのです。